いしど式そろばんゆめきっず尾道新浜校

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適切な「叱る」方法を。子どもの未来のために大人が今できることを知ろう

いしど式そろばんゆめきっず尾道新浜校

44日前

「叱る」とは?

「叱る」と「怒る」は、似たような意味で使われることがありますが、似て非なるものです。

「叱る」とは望ましくない行為を注意することに対し、「怒る」とは自分の感情や機嫌を表わすこと。

子どもの成長の過程では、適切に「叱る」ことが必要で、自分の感情を爆発させる「怒る」になってしまうことは避けなければなりません。叱ることは必要だけれど「どう叱ればよいかわからない」「厳しくしすぎて子どもに嫌われるのが怖い」などの声も聞かれます。

子どもの未来のために、適切な叱り方を知っておきましょう。

どんな時に必要?

1.危険がある時

特に、幼少期は危ないことに対する認識が不足しているため、危険なことも平気でしてしまうこともあります。物を投げることによって、何かにあたって壊れたり、人にぶつかって怪我をしたりする可能性を予測できません。他人や、自分自身に危険が及ぶ可能性がある場面では、何が危険なのかを示し、注意をすることが必要です。

 2.ルールに反する時

小さいからといって、どんなことも許されるのではなく、社会の中では皆がルールを守って生活をしていることを示す場面も必要です。もちろん、子どもの年齢によって守れることと、守れないことはありますが、場所や状況に合わせて、必要なルールを教えていきましょう。


 叱ることのメリットとは?

良いことと、悪いことの区別ができない年齢だからこそ、結果として危険だったり、人に迷惑をかけた場面では、はっきりとダメなことを伝えましょう。

叱られる体験を通じて、判断の軸が出来ていきます。そして、上手に叱ることは、信頼感につながることもあります。


 「叱る」と似たの言葉 「諭す」「注意する」

「叱る」に似た言葉には、「諭す」「注意する」などがあります。

 「諭す」とは、物の通りを教え、理解させること。「注意する」は気を付けるように言い聞かせる事。

 場面と状況によって使い分けることで、大人側も、なぜ叱っているのか、何を理解して欲しいのかを考えることが出来ると良いのではないでしょうか?


 叱ることは意味がないの?

1980年代に行われた教育的実験をご紹介します。 

2~4歳の子どもを2つのグループに分けました。Aグループの子どものたちには、攻撃的な言動をしても、「どうしてそんことをしたの?」など、愛情深く優しく接しました。Bグループの子どもたちには、攻撃的な言動をすると有無を言わさず、“懲罰ボックス”に閉じ込めました。

結果は、

Aグループはその後も攻撃的な言動が目立ち、遊ぶときには1人もしくは2人など少人数でした。懲罰ボックスに閉じ込められたBグループはその後攻撃的な言動がほとんどなくなり、3人以上で仲良く遊びました。研究者にとっても意外な結果がでしたが、この実験結果に脳科学的な根拠も見つかり実証されているそうです。この実験の他にも、様々な実験から、叱ることの必要性がわかる研究結果が多数あります。

 叱り方のポイント

その場で叱る

NG「前に~をした時も・・・」など、時間が経つと子どもの記憶も曖昧になります。そして、何を注意されているかが分からなくなります。特に、危険な行為に対しては、すぐに、その場面で注意をしましょう。

 いつも同じルールで叱る

「親の機嫌や都合で叱ったり、叱らなかったりしない」約束を守らなくても叱るときと、叱らないときがあるというのは良くありません。

 他者と比較して叱らない

[お兄ちゃんはできてたよ] 「お友達はそれくらい分かるよ」などという叱りかたをしてはいけません。 

人格を否定しない 

「ダメな子ね」「あなたはだらしないからダメなのよ」など、叱る時は人格を否定せず、起こった事実に対して、やってはいけないこと、どうしたら良いかの行動を示しましょう。

 何を叱っているかを明確に伝える

「ちゃんとやりなさい」とか、「いい加減にしなさい」という言葉を使ってしまいがちですが、どういう状態が「ちゃんと」なのかを伝えていますか?

 疑問形で叱らない

御飯が上手に食べられない時「どうして、こぼすの?」はNG×

「両手で持ってね」とか「こぼれたら拾おうね」など、「何をすべきなのか」行動を言葉で伝えましょう。 

くどくどと叱らない

叱り始めると、止まらなくなってしまうという親御さんも少なくありません。一つの出来事に対して、「あの時もそうだった」とか、「前にも注意したのに」など思い出して、あれもこれこれもと叱ってしまうことがあるようですが、そうならないように心掛けましょう。叱った後は、気持ちを切り替えて、笑顔になることも大切です。


 年齢別「叱り方」

 0歳~1歳

言葉の意味は充分に理解できていなくても、大人の表情や声のトーンによって叱られていることを感じとることができます。分からないからしょうがないではなく、「だめよ」などいけないことをしたときには、短い言葉で声をかけましょう。また、子どもを叱らないで済むように、環境を整えることも大切です。

 2歳~3歳

2歳頃になると自己主張をしはじめます。言葉を理解しはじめる歳ですが、理性を司る脳の前頭前野がまだ未発達の状態ですから、理解はできても我慢をするなどが難しい時期でもあります。大人にとっては何でも反抗するように思えて、手を焼くことも増えるでしょう。叱るよりも、習慣化したり、大人がお手本を見せて正しい行動を促す事を心掛けましょう。

 4歳~

4歳以降社会性が発達し、人の気持ちを受け止めることもできるようになる時期です。幼稚園や保育園なのでの集団生活も始まるので、良くない事をした時には、なぜいけないのか、どうすることが良いのか、わかりやすく伝えていくことが大切です。


 「叱る依存」の怖さ

書籍も発売され話題になるほど、関心の高い「叱る依存」

ネガティブな感情体験を与えることで、コントロールしようとする行為はとても恐ろしいことです。子どもは大人に頼らなければ生きていけない弱い存在です。子どものためと言って、過剰なコントロールをしようと圧力をかけ続けると、無力感や諦めなど子どもの人格にも大きな影響を与えることになります。

 いしど式理念「しつけ・教育」

いしど式のそろばん教室では、「厳しくしてでも、教えるべきことがある」という考えのもと、そろばん教室にとどまらず、大人になったときに必要な礼儀作法や社会性が身につくようなしつけも大切にしています。

「子どもだからしょうがない」ではなく、子どもだからこそ守るべきルールを教える必要があるのです。そして、そのルールは、単純明快。そろばんの授業中は、立ち歩かない、後ろを向かない、おしゃべりしないなど、守るべきことを事前に伝えることで、約束をみんなで守ろうとする姿勢を育みます。

基準と目的が定まっていれば、子どもも叱られたときに不貞腐れたりせず、素直に反省できるのです。大人側が叱る基準と目的をしっかり決めることが、上手な叱り方のスタートです。

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