ゆうき速算スクール 曳舟教室
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嫌いだったバレーボールから学んだ?こと
ゆうき速算スクール 曳舟教室
61日前
最近、バレーボールの日本代表の活躍がニュースで話題となっていました。
私も中学・高校の5年間バレーボール部に所属していました。
当時の私は、バレーボールが大嫌いでした。
チームで一番下手で、自分のミスで失点し、勝敗に直結することもしばしば。特に観客や保護者がいる試合では、ボールが自分に飛んでこないことを祈るばかりでした笑
下手なら下手なりに、練習を重ねたり、上手な人にコツを聞いたり、本を読んだりと、いくらでも工夫の余地はあると思います。
しかし、劣等感や自己否定感(周囲(先輩後輩同僚)からの評価への恐れ)に苛まれている状態では、練習をしても成果が出ず、さらに自信をなくすという悪循環に陥っていたのだと思います。
それでも、私を見捨てず寄り添い、試合に出そうと活路を見出してくれたOBの先輩の存在はありがたかったです。もっとも当時の私は、おそらく、そのありがたさよりも、「もう放っておいてください・・・」、という気持ちの方が勝っていたかもしれません。
5年間を終えたときに「そんな大変な中でもよく頑張った」と振り返ることが出来れば良かったのですが、実際には「なぜバレーボール部に入ったのだろう…」という後悔の方が大きかった気もします。
それでも続けられたのは、両親やそろばんとの両立を応援してくれた私のそろばんの恩師の存在、そして、かろうじて、「そろばん・あんざんならそうそう周りには負けない」という精神的な拠り所があったからなのかなと想像します。
もっとも、そのそろばんでも要領の良い弟に負けることも多く、小学生の頃は珠算3級(伝票算××!!)で2年間足踏みしたり、1級合格にも長く苦しんだりと、決して自分でも、出来が良い方だと自認していたわけではないですが笑
ようやく最近になって、バレーボール部での苦い経験(今でも試合でミスをする夢を見るほど)も、少しずつ感謝や学びとして受け止められるようになってきました。
私のそろばんの恩師は、教育にあたっては、良く「出来ない子の気持ちを考えなさい」と言います。
バレーボール部での経験を踏まえると少しはわかる気もしますが、もし私が部活でそのような経験をしていなかったら、今以上にその真意を理解することは困難だったかもしれません。
また、こういった劣等感や苦い経験が、今になって良い経験だったと思えるのも、周りに恵まれ、また先人たちの努力により、今こうして「そろばん」という土台を活かして仕事が出来る環境があるからこそだと思います。
私にとっては、"苦手(短所)"だったバレーボールというスポーツ体験も、"得意(長所)"な「そろばん」があるから、少し良い思い出・笑い話に変えることが出来た。
誰にでも長所と短所があります。だからこそ、周りへの感謝を忘れず、私自身のそんな経験も少しでも子供たちに還元できれば素敵だなと思います。
そして、身長差という圧倒的なハンデを抱えながらも、それぞれの長所を活かし、時には短所を補い合いながら、一致団結して必死に一つのボールを繋いでいく、そんな日本代表のバレーボールは魅力的に感じました。
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