幼児から大人まで!数字に強くなることのメリットと、鍛える方法を教えます!

「子供のときから数字や算数に対して苦手意識がある」「簡単な暗算もできない」など、数字に弱いことで悩む方も少なくありません。数字に強くなることで、日常生活ももっと便利になると分かっていても、「どうやったら数字に強くなるか分からない」といった方も多いでしょう。

そこで今回は、数字に強くなることで得られるメリットともに、数字に強くなるためのおすすめトレーニング方法を紹介します。

数字に強くなる!

「数字に強い」とは、以下のような状態を指します。

  • 数字やデータを見たときに、その意味や背景を理解できる
  • 自分の考えや問題を数字やデータで表現できる
  • 数字に関する質問や計算に素早く正確に答えられたりする

数字に強い状態になると仕事や日常生活で数字を使って物事を分析したり、判断したり、伝えたりすることができます。数字に対する苦手意識や恐怖心もなくなり、数字を活用して仕事の効率化や日常生活を快適にすることも可能です。

数字に強くなるポイントはある?

数字に強くなるためには、「すぐに調べない」「日常に計算を取り入れる」の2つのポイントを習慣づけることです。

仕事上、細かいデータを知りたい場面でもすぐに調べないようにしましょう。まず自分の知っている範囲の情報を使って、データを算出できないか試してみます。自分の知っている範囲の数値で、数値の概算を行う手法は「フェルミ推定」と呼ばれ、就職や転職の面接でも用いられている手法です。フェルミ推定によって数字で考え、数字でデータを取り扱う習慣をまずは身に付けてみましょう。

次に、日常に計算を取り入れることが重要です。たとえば買い物をしたときにお釣りを計算する、複数人で外食したときにひとりあたりの料金を計算する、といったようにです。日常生活で計算をする機会を増やすと、物事の価値観や判断基準を数字で測れる力が少しずつ身に付いていきます。

計算力を鍛える方法とは?おすすめトレーニングを紹介!

数字に強い状態とは、数字に対しての苦手意識がなくなる、数字に対して自信を持っている状態を指します。そのために必要なのが、計算に対する不安の解消です。計算力を身に付けることで、数字に対しても大きな自信を持つきっかけになります。

計算力とは、スピードと高い精度を両立させ、ミスなく計算できる能力を指します。計算力を鍛えるためには、計算するときに工夫や効率を意識した質の高い練習を、量こなすことが重要です。

計算力を鍛えるトレーニング方法としては、以下のようなものがあります。

・習慣的に計算問題を解く

計算ドリルなど、毎日コツコツ習慣的に計算問題を解きます。

・暗算力を鍛える

「1と9」「2と8」など足して10になる「数のまとまり」などを覚えて暗記力を鍛えます。

・解く時間を意識する

計算の正確さとスピードを両立させるために、計算の学習のときに時間を測るなどして解く問題を意識します。

・桁の多い計算も完璧にする

桁の少ない計算だけでなく、桁の多い計算も繰り返し練習することで完璧に解けるようにします。

計算力を高める具体的なトレーニング方法はこちらで詳しく解説しています。

いしど式まとめ:計算力を高める!小学生からできるトレーニング方法

次に、日常生活にも取り入れられる、計算力を身に付けられる具体的な方法を解説します。

①楽しみながら実力UP!計算ゲーム

100マス計算や式の穴埋めなど、楽しみながら解ける数学的な問題やパズルを活用する方法です。計算ゲームは、論理的思考や集中力を鍛える効果があります。

近年では四則演算や方程式だけでなく、暗算や素因数分解など、さまざまな種類のゲームが発売されています。子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめる計算ゲームがそろっているため、計算力を身に付けたい大人にもおすすめの方法です。

②自宅で手軽に。本やツールを使ったトレーニング

本やツールを使ったトレーニングは、自宅で手軽にできるのが魅力です。たとえば計算ゲームでもナンプレなどのクイズ本として出ているものもあります。オンラインで無料配布されている計算ドリルもあり、子供用はもちろん大人用も幅広く公開されています。

③計算力の定番、そろばん

数字に強くなるためのトレーニングの定番ツールといえば、「そろばん」です。そろばんを使うと、計算力が向上することはもちろん、集中力や記憶力が高まるといった効果も得られます。

そろばんは、簡単な足し算や引き算から、複雑な割り算や掛け算まで、さまざまな問題に対応できます。そろばんを習うことで、数字に強くなるだけでなく、数字への大きな自信や数字を活用した自己表現力も身に付けられるでしょう。

数字に強くなるにはそろばんがおすすめ?年齢別メリット

計算力を身に付けるトレーニングとして「そろばん」をおすすめしました。そろばんは、計算力以外にもさまざまな能力を身に付けることができます。そろばんを学ぶことによって得られる能力を、年齢別に必要な能力とともに解説します。

【幼児期】子どものうちに身につけたい!数字に強くなることと密接している「計算力」

そろばんを通じて身に付けられる代表的な能力が、計算力です。数字を理解し計算する能力である計算力は、子どものうちに身に付けたい能力です。

計算と言えば、算数や数学などの勉強面で活用するイメージを持つ方も多いかもしれません。実は計算力は時計を見る、買い物をする、時間とペース配分を考えるなど、日常生活を送るうえでも多く活用されています。日常生活に密接に関係している計算力は、今後生きていくうえでも重要な能力のひとつです。

今後数字に強くなることを意識して、計算力は子供が小さいうちから積極的に身に付けたい能力と言えるでしょう。

【大人・ビジネス】計算力と共に大事な「先読み力」

そろばんでは、先読み力を身に付けることもできます。先読み力とは、先のことを考える能力のことです。そろばんは読み上げられる数字を計算していきますが、計算を繰り返していくうちに読み上げの先を考える習慣が身に付きます。そのため、先読み力を鍛えるのにも有効です。

先読み力を身に付けていると、目の前に起こっていることだけを見るのではなく、この先発生することを予測し、機転を利かせたり、リスクを回避したり、効率的な戦略を立てたりすることができます。仕事や人間関係など、ビジネス上でも先読み力は重要なスキルと言えるでしょう。

一生役立つ数字、子どもも大人も身に着けたいならそろばんで!

数字に強くなることのメリットや、数字に強くなるために効果的なトレーニングについて解説しました。数字は、算数や数学での勉強に使うだけでなく、仕事上でも日常生活を送る上でも一生付き合っていきます。計算に自信がない、数字に苦手意識がある場合、さまざまなシーンで不安になったり、不便を感じたりすることも多いでしょう。

計算力は一度身に付ければ、一生役に立つ能力です。また、計算力から派生して暗算力や分析力、情報処理力などの他の能力の基礎となることもあります。計算力を身に付けるためにかける努力や時間も無駄になることはありません。

子供の内からはもちろん、大人になってから数字に強くなりたい、計算力を身に付けたいと考えているなら、そろばんをおすすめします。そろばんなら、計算力の他、大人になってからも役立つ集中力、情報処理能力、忍耐力などの脳の基礎力も鍛えられます。いしど式では、子供の生徒さんはもちろん、大人の生徒さんも多数受講しているオンラインも開講しています。ぜひご検討ください。

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