2023年6月11日第8回興学社学園プリンスカップを開催しました。

全13教室約330名が教室ごとにオンラインでつながり、個人総合競技（かけ算・わり算・見取算）/読上算/お楽しみアトラクション（そろばんリレー）/英語読上算で楽しみました。

多摩センター校からは今回、初出場選手19名が加わり総勢58名が参加しました。

参加した子供たちはみな、当日までに練習会や授業、そしておうちでの練習を重ねてきました。中には、「練習プリントをください！」と授業日以外で取りに来る生徒たちもいました（感動！）

個人総合競技は、1問でも多く弾くことに集中しました。そのために、スタートでの問題用紙のめくり方やぶんちんの置き場所などにもこだわりました。

読上算競技は、教室が一体となって皆で最後まで弾き続けました。上位クラス（3級練習以上）には7-14桁が最終問題にはいりました。集中して弾き続ける生徒たちの姿に成長を感じるとともに、子どもたちの可能性は無限であると教えられます。決して大人が子供の力をこのぐらいかなと決めてはいけないのだと改めて教えられます（過度な期待もいけませんが…）

クラス対抗リレーはAからGまでの7チームにわかれました。今回もそれぞれのチームでドラマがありました。正解が合わずに皆で解きあったり、一人の生徒が弾く姿をそばで皆でが応援したり…7チーム様々でしたが正解が出ると手をたたいて喜んでいました。最後は全チームゴール！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　多摩Aチームは史上最高の1位を取り（前回は2位）、大きなお菓子詰め合わせをGET！きっと前回よりも大きくなっているはず！みんなでいただきましょう♪

英語読上算は、4-7桁と大きな位まで読まれました。難しくて手が止まった生徒もいましたが英語のリスニングのお勉強にもなったはず(笑)頑張った全員が妖怪カードをGETしました！

そしていよいよ待ちに待った表彰式☆

発表が始まり『優勝は、競技番号○○番、多摩センター校　○○さんです！』と呼ばれると本人も喜び、そして何よりみんな自分のことのようにいっせいに拍手と喜びの声が全体から上がります。

「うおーっ！やったー」と自分のことのように喜び雄たけびを上げてくれる生徒たちもいました(笑)！

これがチーム多摩センターのみんなの素晴らしさです。先生たちは「多摩センター校の生徒たちは、たとえ自分のことでなくてもお友達の入賞を自分のことのように喜べる」生徒たちがいることが一番の誇りです♪

今回はなんと37名が入賞、うち13人は個人総合と読上算でダブル入賞を果たしました！！

惜しくも入賞できなかった生徒たちは「表彰されなくて残念だった」「次は入賞したい」と素直に悔しがっていました。その悔しさを次にどういかすか。

決意文に次の目標を書いてくれましたね。それをみんなといっしょに達成していきましょう

最後の団体順位の発表！13教室のBEST5が5位から順に発表されます。2位→2位→4位→2位だった前回。今回は優勝を！という気持ちでやってきましたが。

結果は…第3位！！

ずっと追いかけてきた上溝校に少し近づいたものの、新たに新松戸校の選手たちが大活躍し優勝を獲得しました。

新松戸校のみなさん、優勝おめでとうございます！次は新松戸校を抜かすべく多摩センター校もがんばります。

紹介したい生徒が2名います。

1名は小4のKくん。多摩センター校がそろばん教室を開講した2019年10月当時入学したのは年中さんの時。今ではすっかり頼れるお兄さんになりました。プリンスカップの1週間前にラグビーで右鎖骨を骨折。授業に来てそろばんを弾いていても痛そうでした。「大丈夫」と言いつつも思うようにできず悔し泣き。でもプリンスカップは絶対に出たい！と。心配でしたが、当日元気な顔で来てくれました。そして見事にダブル入賞！毎日、朝練習してきた成果が出てよかったね。頑張り続ければ結果につながるとそろばんを通して得られた貴重な体験ですね。おめでとう、愛後まであきらめずによくがんばったね

もう1名は中1Nくん。小5の終わりに中学受験のために一度そろばんは卒業しましたが、受験が終わり教室に戻ってきてくれました。1年のブランクを経て復帰。調子が戻るまでに少し時間はかかったものの、徐々に以前のスピードを取り戻しました。そして今回のプリンスカップは約1年半ぶり。ハイレベルの闘いの中で惜しくも入賞を逃しましたが、彼が書いた決意文の中に「レベルが格段に上がっていて驚いた。入賞できなくて悔しい。次は1位を取りたい」とありました。勉強、部活と忙しい中学校生活の中でそろばんを続けるのは大変ですが、新たな目標をもってがんばってくれると信じています。

当日は珍しく雨が降りましたが、生徒たちはみな誇らしげに晴れた顔で帰っていきました。それぞれの胸に次の目標が掲げられていると思います。次の授業からは新たな目標をかなえるために、先生たちも応援します。いっしょにがんばりましょう！

参加してくれた生徒たちと、保護者の皆様に心より感謝いたします。

（写真：参加した58名の選手たち）