毎週金曜日にブログを更新していますが、今日は朝から雪が降っていますね！寒い！

雪道、転ばないように気をつけて通学してくださいね(^^)

さて、今日は2月の教室便りに記載している「習い事の始め方、終わり方」についてお話ししたいと思います。

子どもの習い事は、単なる技術の習得だけではなく、社会性やコミュニケーションを育んだり、心の鍛錬としての意義も大きいでしょう。

お子さんの興味や関心に基づいて習い事を選び、その力を伸ばそうという期待が込められていると思います。

習い事を選ぶときのポイントは色々ありますが、最終的には子ども自身に「頑張る」と宣言させること、自分で決めたという意識を持たせることが大切です。

続けていくと必ず「嫌」になる時があります。

嫌の理由は様々ですが、思うように上達しなくなったという事も多いでしょう。

また、単純に飽きてしまったということもあるかもしれません。

そろばんは繰り返しの練習をコツコツと積み上げていくものなので、こういった壁はよくやってきます。

自分の好きな事でも、上達しようと続けていれば必ず壁はやってきますよね。

ただ、その壁を乗り越えた時にこそ大きく成長します。

いずれにしても、嫌になったからといってすぐに辞めてしまうのは、辞めぐせをつけないためにも避けたいものです。

また、自分自身で頑張ると宣言した約束を守る、という経験もお子さんの将来にとって意義のあるものになるでしょう。

そして、その終わり方も重要で、

卒業や達成という感覚を大切にしてほしいなと思っています。

そのためにもゴール(目標)を決めておくことが必要なのですが、ゴールは必ずしも「3級を取る」というような技術面に限ったことではなくて良いのです。

技術面だけをゴールにしてしまうと、達成できなかった時に、挫折感が大きく残ってしまいます。

前述の通り、習い事の目的は技術の習得だけではありませんから、続けてきたことで得られたものは沢山あったはずです。なのに、技術習得も目標が達成できなかったから、意味がなかったと締めくくってしまうのは残念すぎますよね。

最後は「よく頑張ったね」という言葉で締めくくれば、次のステップへの糧となり、お子さんの将来にとってかけがえのない経験になると思っています(^^)